皆さん、こんばんは！

いきなりで本題ですが、そこまでエロゲーに詳しくない方は「どこのブランドがいいんだろう」といった疑問を抱いたことはありませんか？

エロゲーブランドは数知れず、解散したブランドも今ではダウンロード販売で、容易に手に入る時代です。そのブランド数は軽く100は超え、実際どれくらいの数字になるのか分かりません（500はあるかなぁと体感です）。

今回はそのエロゲーブランドを何回かに分けてご紹介していきます。

すでに知っている方は、「そうそう、これこれ！」と一緒にほくそ笑んでくれたら幸い。それでは早速ご紹介していきたいと思います！

アリスソフト

市場規模がだんだんと衰退していっているエロゲー業界の中で、アダルトゲーム創世期から存続している唯一のブランド。1990年代には「東のelf、西のアリス」とまで謳われ、今なおエロゲーを制作され続けているブランドがこの『アリスソフト』です。

40年近くの歴史をもつ老舗は流石といったところで、エロゲー界での著名作は枚挙にいとまがありません。基本エロゲーはADVタイプのテキストを読む形式の作品がほとんどですが、『アリスソフト』は、RPGなどのゲーム性をよく盛り込むことで有名です。

また、公式から一部古い作品はアーカイブとして無料で配布と懐の大きさも異常。例えば『鬼畜王ランス』という作品は、批評空間内でレビューデータ数1000を超え、100点満点中、中央値は90点（平均値は87点）。そのような作品も無料でプレイが可能です。

傾向としてはゲーム性ある作品が多いため、バトル・魔法などのファンタジー色が強い印象。現代的世界観の恋愛系作品は少ないように感じ、描写は過激で「エロもゲームも楽しみたい！」という方におススメです。

アリスソフトのおすすめタイトル：ランスシリーズ

アリスソフトの中で個人的一番のオススメはこの『ランスシリーズ』です。単一主人公でナンバリングが10も出て、物語が壮絶壮大な冒険ファンタジー作品は、コンシューマ作品を入れても、本作以上のボリュームはありません（ゲームタイトル数はゼロシリーズを入れてミ17作も！）

お世辞にも性格が良いとは言えない、身勝手でエッチが大好きな主人公がファンタジー世界を股に掛け活躍するストーリー。ゲーム性も1作ごとに趣味嗜好を変え、飽きを来させない。そんな本作の最終作『ランスX～決戦～』は、批評空間内なんと堂々とトップの中央値99点！本作を最高に楽しむべく、是非イチからプレイすることをおススメします。

アトリエKAGUYA

安定したイチャエロ系の抜きゲーをリリースするのが本ブランドの『アトリエKAGUYA』。凌辱系作品も過去ありましたが、比重の大きいエロ+ラブコメを楽しみたい方におススメです。

主に『HonkyTonkPumpkin』と『Bare＆BUNNY』チームでリリースされ、前者はHアニメーションの数が業界一。後者は人気イラストレーターのchoco-chip氏の作品で展開され、根強い人気を誇るブランドです。

アトリエKAGUYAのおすすめタイトル：Mama×Holic ～魅惑のママと甘々カンケイ～

「姉もの」や「妹もの」などターゲットを絞ってリリースする本ブランドですが、その中でも良かったものがこの「人妻もの」の『Mama×Holic ～魅惑のママと甘々カンケイ～』。

肉欲に溺れる人妻たちとの甘い描写とそのストーリー。ファンタジー要素も加わり、ヒロインたちは雪女・鬼女・竜の化身。その容姿も魅力的な人妻たちとのラブコメエッチは、控えめに言って最高の抜きゲーです。本当に保証いたします！

あかべぇそふとつぅ

クリエイターの質が本ブランドも高い印象があります。一時までは俗にいうシナリオゲ―でユーザーに感動を届けてくれた『あかべぇそふとつぅ』。姉妹ブランドも数多く、全エロゲープレイヤーが発売を切に願う作品『太陽の子』の発売予定元も、この『あかべぇそふとつぅ』系列です。

シナリオで魅せるような印象を持っていたブランド色でしたが、最近の傾向としてはイチャエロ系の抜きゲーにシフト変更。ですが、クオリティーの高さは「流石あかべぇ」と言ったところで『 Role player：小粥姉妹の粘膜ポトレ ぐりぐちゃLIVE！』も大ヒットしました。

『あかべぇそふとつぅ』といえば、イラストレーターの有葉氏とシナリオライターのるーすぼーい氏。やはり今でも泣きゲーブランドとしての印象が強いのではないのでしょうか。

あかべぇそふとつぅのおすすめタイトル：G線上の魔王

『車輪の国、向日葵の少女』と、どちらにしようかと悩みましたが、本作『G線上の魔王』を今回ピックアップ。本作のジャンルは純愛です！

シナリオの面白い面白くないは、是非ご自身で確認いただくとして（勿論最高級のシナリオ）、その他も品質はトップクラスです。演出の表現と音楽周りも抜かりなく、どれをとっても高品質。エロゲープレイヤー誰もが耳にしたことがあるタイトルの1つです。

KISS

今回挙げるブランドの中でも、一番ブランド色が強いエロゲーを手掛けるメーカーさんといっても過言ではないのが本ブランドの『KISS』になります。

一言で表すと『3Dキャラメイク+フルアニメーション』。ユーザー自身がキャラクターをデザインし、ご自身だけの世界で1人だけのキャラクターが出来るという訳です。

同ジャンルに『ILLUSION』というブランドがありましたが、残念ながら今年夏に解散し、DL販売も終了となってしまいました（同スタッフによるブランドは設立されたとのこと、リリースはまだです）。

KISSのおすすめタイトル：カスタムオーダーメイド3D2

『KISS』ブランドの最新系『カスタムオーダーメイド3D2』は、クラブのオーナーとなってヒロインのメイドたちを働かせ、奉仕させるという作品です。

全て3Dキャラデザによるアニメーション。カメラワークは360度動かせることが可能。キャラメイクの自由度は無限大で、とあるアニメのキャラクターなどを再現することもでき、拡張性もあるのが本作の強みです。

ゆずソフト

そして本ブランドの紹介なしには終われません『ゆずソフト』。初心者におススメされるエロゲーブランド筆頭ですが、皆さんが口を揃えるだけあって、やはりクオリティーは高いです。

ジャンルは俗にいうキャラゲー。疑似恋愛を楽しむ内容になりますが、控えめに言っても登場するヒロインたちの魅力度は高いです。

グッズ展開が好調なブランドさんなだけあって、それが数字として出ているのがその証拠でしょう。可愛い女の子とボーイミーツガールを楽しみたい方向けの作品がほとんどになります。

ゆずソフトのおすすめタイトル：喫茶ステラと死神の蝶

どの作品もヒロインが魅力的でどれをおススメするか悩ましいブランドですが、個人的に好きなヒロイン”四季ナツメ”を推したいので、本作『喫茶ステラと死神の蝶』をご紹介。

喫茶店を舞台に、死神の女の子と働く、ちょっと不思議な物語。彼女たちの衣装やイメチェン。男心をくすぐるセリフや態度が、本当に世の男性の理想を表現しきっています。こんな女の子たちが現実にいてほしいものですね（笑）

まとめ

かなりジャンルを分けて、今回はご紹介致しました。どのブランドもエロゲー業界内では知名ブランドで、この辺りを触れば自分の好みに出会えるのではないでしょうか。

どこのメーカーも「ブランド色」があり、狭い市場ではありますが棲み分けがされています。どこから手を付ければいいのかわからないのであれば、今回ご紹介したブランドからプレイしてみてはいかがでしょうか。